内勤さんに聞きました2 歌舞伎町Style 面川永輔 さん
―人気のあるホストと人気の無いホストは何が違うのでしょうか?
人柄とかもあるのですが、口下手でもオーラや雰囲気があればカッコいいんですよね。 逆によくしゃべる人でも場の空気が読めないと「ただうるさい奴」になっちゃいますから。
はっきり言って女の子の受け方と、ホストとしての魅せ方、一つですね。 喋れようが喋れまいが、ホストとして良い雰囲気を作ってあげるのがお店側の教えだと思います。キャストそれぞれに合わせて、お店としてのバックアップは絶対大事だと思います。

―ホストとして働くことは、何が一番大変ですか?
プライベートが完全に無くなってしまうことだと思います。四六時中お客様と連絡を取り合うこともシゴトになりますから。そういう部分を仕事として割り切るのではなく「混同しても大丈夫」な人でないと続けていけないのではないでしょうか。プライベートを仕事に持ち込みたくないホストっていうのは売れないと思いますね。仕事とプライベートを混同して楽しめるくらいでないと続けるには厳しいと思います。

―歌舞伎町のホストクラブは、あまりにも多すぎてどこに面接や体験入店をしようか迷っています。 雑誌に求人を掲載しているような有名大型店から始めたほうが良いのか、従業員がさほど多くない店から始めたらよいのか、わかりません
ちなみに僕は超小箱からスタートしています。小箱は小箱なりにすごく楽しいんですよ。だから「小箱は楽しい」ということはすごく言いたいんですけど、変な話「小箱だから」とか「大箱だから」その人が売れるってなるとちょっと違うんですね。箱のサイズとかキャストの数じゃなくて、ホストとしての目標が高いかどうかで変わってくると思うので。
大箱だからといって下っ端キャストの面倒が見れなかったりすることもありますからね。お店が自分をどれくらいバックアップしてくれるかを、または面接の時にお店側がホストに何をしてくれるのか?っていうことを聞いて欲しいですね。うちは面接のときはいつも聞いています。


―よくお酒が飲めなくても大丈夫と書いてありますが、本当にお酒が飲めなくてもホストとしてやっていけますか?
当店の専務なんかはビール2杯飲んだだけで酔っ払ってしまうくらいです(笑)飲める人は飲んだらいいし、飲めない人は自分でがんばれるだけがんばったら良いというやり方なので、営業のやり方次第で飲んだり飲まなかったりというのは出来ます。「酒を飲むこと」が仕事じゃないですからね。酒を飲むだけで仕事になるんだったらそこら中の人が出来ることになっちゃうんで(笑) 実際は「飲む場面で飲まずにお客様のことを理解して会話が出来るか」というのも大事になってきます。一概にお酒が飲める必要はないんです。

―ホストという仕事は、女性と楽しくお酒を飲み、喋っているだけでお金もたくさん稼げるというイメージがあるのですが、実際にホストとして働くことで辛いと思うことを教えてください。
一番みんなが思ってしまうのが「カッコ良ければ売れるだろう」っていうことなんですね。でもカッコいい人ばかりが売れている世界ではないんです。ちょっと何かで人よりコンプレックスを抱いている人の方が売れるんですよ。その人よりもがんばりたいからとか、この人にはココは負けたくないとか。努力をするということがすごく大事なので、みんなのイメージよりは体育会系かもしれないですね。(笑)努力とか根性っていうものが実は「やる気」になったりそれが売上げに繋がったりとかする世界だと思います。

―ホストってあんなにお酒を飲んで体を壊しませんか?
本当に飲み過ぎれば壊れると思いますよ(笑)実際はメディアで見てたりする程、馬鹿みたいに飲む機会ってないですから。イベントの日なんかは、やはりいつもより飲む量は増えますが、前後のコンディションを整えることさえ出来れば問題はないですね。毎日ひたすら飲んでいるだけでそれが売上げに繋がるかって言われると微妙です。

―ホストクラブの内勤として働くには、ある程度のホスト経験がないとなれませんか?
当店では基本的に、ホストとしての経験を積んでもらってから、内勤として働いてもらいます。理由は現場のことが分からない人間がいきなり数字だけ見ても何も分からないからです。ある程度、現場のいろんな空気を体験してもらってからでないと内勤は勤まらないと思います。 未経験で内勤スタッフとして働きたい方は、まずお店に問い合わせてみましょう。


―学生のホストって結構歌舞伎町にはいるんですか?
現在、歌舞伎町の1部時間帯だと、学生とアルバイトで半分近く占めているんじゃないですか?逆に10年前では絶対にありえませんね。みんなレギュラー勤務ガチガチでやっていたんで。僕はアルバイトでホストを始めたんですが、その当時は「バイトなんです」って言うと「珍しいね。アルバイトで入っている人なんて普通いないよ。」って言われてましたね。 良い意味でも悪い意味でも、現在の歌舞伎町は学生を受け入れる体制が出来ているので、気軽にホスト学生さんが 増えましたね。

―ホストクラブの体験入店を受けたいのですが具体的にどんなことをするんですか?
基本的に、テーブルマナーや営業中のお店の状況を見てもらいます。満席とか空っぽとか極端な状況でなければ、フリーのお客様に対して先輩に同行して、こういう仕事をするんだってことを見てもらいます。何もしなくてもいいから、横に座ってテーブルでどんな話をしているのかを知って欲しいんです。店内に突っ立ったまんまじゃお客様も気になりますからね。

―ホストクラブって、応募して来た人を取り合えずほぼ全員雇ってるんですか?(その後クビにするか否かは別として)普通の会社だったら応募人達を厳選して雇うじゃないですか。
状況次第ですね。ある程度お店から見て年齢や勤務年数を満たしているのであれば採用します。だからといって不特定にどんな人でも採用するということはないですね。ただ、実際働いて見ないと、どんな人が合っているのかとかは分からないので、基本的には研修期間なりで何ヶ月間か見させてもらって、「その期間働いてみませんか?」という対応になります。

―ホストクラブは体育会系の縦社会のようですが、ドラマや漫画であるような仲間同士の喧嘩や嫌がらせみたいなものは本当にあるのでしょうか?
昔はあったかも知れないですが、今そういうことがあってはお店として伸びることができないです。もし実際に喧嘩があれば、両方のホストから罰金を取るということになってます。だからそういうことは無いですね。昔のイメージよりは、「みんなで仲良く稼いでいこう。」というスタンスが強く、本当に仲良くやっています。実際に険悪だとヘルプとかも上手くいかないこともありますからね。


―ホストの方が着ているスーツは皆さんどこで買われているのですか?
ある程度安くカッコいいスーツを売っているお店を知っているので、新しい人が買いたいというのであればお店まで案内してあげたり、紹介してあげますね。3万円で上下セットとシャツまで買えて、今時なファッションで揃えられるお店とかもあるので。

―現在ホストをやっている方は元々、どんな職業の方がいるんですか?
一概には何の職業が多いとは言えないですが、様々な前職の人間がいますよ。 ちなみに僕は、ホストになる前に電気屋(電気工事士)をやっていました。役者だったり、未だに歌手で現役活動している人とかもいます。どんな職業からでも関係ナシに売れるチャンスが職業が、ホストクラブであること間違いありませんね。

―若いうちにホストをやってみてある程度の年になったら昼間の職業に就こうと思っています。ホストという職業をやっていて何が1番勉強になりますか? また社会に出て役立つ物は得られますか?
その時にしか出会えない特殊な人間関係ですね。普通に学生をやっているだけじゃ出会えなかったり、聞けないことがあったりということが多々あると思います。または社会に出てからでも、ある程度地位を築かないと会えないような方にも、お客様として出会えることがあります。 某一流企業の社長さんや芸能界で活躍されている方に、接客させてもらうこともありますからね。そんな方々と一緒にお酒を飲めるということは、この職業だからこそ出来ることだと思います。その繋がりで起業してしまう人なんかもいますので、役立つことは多いと思います。

―ホスト未経験の男性が、働ける限界は何歳まででしょうか?
当店ではだいたい30歳までとしています。理由は30歳を目処にホストを辞めていく人間の方が多いので、中途半端に働かれるよりはそこでライン引きをしています。基本的には他店で、長く経験した方であれば考慮しますが、「30歳でリストラされたから飛び込んできました」ってなると、成功するとは思えない。本人が頑張りたいのであれば否定はしませんが、始めにちゃんと話し合いをして、それでも良いなら採用させていただきます。

―男なのですが、客として、入店することは可能ですか? 一日体験もいいのですが、実際に客として、行ってみて店の雰囲気やホストの接客を見たいと思います。
当店では歓迎していますよ!本当に働く意思があれば無料で案内していますね。一人でも友達と一緒に入りたいということでも案内しています。お店に確認してみるのが良いですね。

―ホストをやってみようと思っているのですが、友達と一緒に体験入店は可能でしょうか?
全然大丈夫です。実際に結構います。やはり一人だと怖いので友達となら来やすいですよね。ただすごく残念なのが、片方だけヤル気がないから両方が来なくなるってことが多いんです。実際に一人で来ても辞めたければいつでも辞められる世界なので、怖がらずに面接で話を聞いて自分で判断してもらいたいですね。

―夏休みだけホストとして働いてみたいのですが、受け入れてもらえるのでしょうか?
基本的に短期でもOKです。 短期の場合、売れ始めたのに辞めてしまうことが非常にもったいのですが、本人の意思なので仕方がないですね。でも実際売れてしまえば楽しいからそのまま続けたいという人がほとんどですね。そういうきっかけにもなるから一度は来てもらいたいです。

―お客さんは風俗関係の方がほとんどですか?
昔に比べ、様々な職種のお客様増えましたね。1部に関してはOLや大学生のお客様が以外と多いですね。

―女好きという理由だけでホストをやるのって変ですか?
良いんじゃないですか?(笑)ただそれだけの理由だと、女性が嫌いになってしまうこともあるかもしれませんが(笑) ホストになりたい理由は、人それぞれですから問題ないですよ。

―ホストという仕事は遅刻や欠席だけで膨大な罰金を払わされたりするって本当ですか?
店としては給料からマイナスになる程罰金をさせたいなんてことはないんです。アルバイトで入っている人に関しては、面接の際に時間や日程の余裕を把握してから入ってもらうのでレギュラーの人から比べると限りなく0に近いですね。

―よく売り上げ1000万円達成!などとサイトなどに書いてありますが、1000万円上げる為に必要なことは何ですか?
当店でも1000万円を売上げたことのある人間がいますが、その月はバースデーイベントでしたね。バースデーイベントは自分が働いてきた1年の集大成だと思います。変な話、1ヶ月1000万円の売り上げをあげることは可能だと思います。 誕生日の月だけにお客様貯金を使ってもらうだけでいいんですからね。それよりも毎月コンスタントに何百万円売上げる人の方が大変だと思います。コンスタントに1年と通して売上げを上げる方が努力が必要ですからね。

―一緒に働いてきたホストで過去にどんなすごい売れっ子ホストがいましたか?
当店の結城嵐会長ですね。同じ年代で生まれ育った幼馴染ですが、同年代で一番大きな存在です。 売上げに関してもそうですが、グループ展開ができるということは、人間性がなければ出来ないことですから。 お金があるだけで人はついて来ません。長い間、ここ歌舞伎町で生き残れて来れたのも彼の存在があったからだと思っています。

―ぶっちゃけホストサイトを見ていると顔はそれほどでもないのにナンバー1になっているホストがいます。何がすぐれているのでしょうか? やはりトークですか?
カッコ良くないから頑張るんだと思います。 顔が良いホストはアグラをかいて努力しないことがあります。本当に相手を楽しませるための努力がないとナンバーワンにはなれないと思いますね。

―ホストは毎日へアセットをしなくてはいけないと聞きましたが、皆さん自腹で美容院に行かれるんですか?
お店のスタッフでへアメイクを出来る人間がいるので、問題ないですよ。 ホスト同士でお互いにヘアメイクしあうことも多いので、お金をかけないヘアセットは出来ますよ。 毎日、美容室でプロにセットしてもらいたければ、がっつり稼ぐことですね!

―ホストサイトで働きたいお店を探す際に、『こういうお店はやめた方が良い』とかってありますか?
給料や料金が極端に高すぎるお店は要注意ですね。それと面接の段階で説明が不十分なお店とかに関しても同じです。 面接に行く時は、あらかじめ聞いておきたい質問内容をまとめておきましょう。質問に対して受け答えしてくれないことが多い場合などは要注意です。自分がこれから働くかもしれないお店ですからしっかりと稼げる環境のお店で働きましょう。

―ナンバーワンの売上げは?手取りはいくらくらいあるのでしょうか?
ナンバーワンでもピンキリなので、一概にいくらです!というのは難しいですが、ナンバーワンなら100万円以上は軽くもらっているのではないでしょうか?逆にそれ以下だとお店のレベルとしてはどうかなとも思いますね。

―今学生なので顔出しがNGです。写真なしでも大丈夫ですか?
大丈夫ですよ。当店にも何人か居ます。

―学生なので、次の日の都合を考えると飲むことを控えなければいけないのですが、考慮してもらえますか?
全然大丈夫ですよ。ただ事前に相談してください。飲む場面になっていきなり「飲めません」というのはサボってるだけだろ!となるので。 出勤はしますがアルコール控えたいということを事前に報告していただければ全く問題はないです。

―現在昼間の仕事を就業中で、副業として1部時間帯にホストをしたいと思っています。掛け持ちは可能でしょうか?
全然可能です。ダブルワークで来ていただいても歓迎です。時間帯も1部と2部選べるのでどちらでも大丈夫ですよ。

―ある程度お金が貯まったら辞めたいのですが、ちゃんと気持ちよく辞めさせていただけますか?
もちろん問題ないです。基本的に売掛けの回収はしなければいけないので、1ヶ月前にはお店に報告してくださいという約束だけですね。 辞めるのは個人の問題であって、それを店側が無理に引き止めても何もプラスになりませんから。むしろ次にしたい仕事に対してバックアップ出来ることがあれば協力します。

―色々調べて見たのですが、売れないホストの生活は悲惨だと聞きます。給料が数万円でその上、出費も激しいから借金を背負うようになる、というのは本当ですか?
ホストの世界で、借金を背負い悲惨な生活をしている方はもちろんいるでしょう。 いつまで経っても売れないホストは努力をしないから売り上げが伸びないのだと思いますよ。 しっかりとヘアメイクをしたり、カッコいい服を安く買う為にお店を探したりとか小さな自分磨きを怠ってはいけません。そういうちょっとした努力や頑張りがなければ、その人の輝きは無くなってきます。頑張りたい人はどんどん質問してもらえればお店としてはバックアップできます。絶対に売れてやる!という熱い気持ちがあれば自然と売り上げはついてくるものです。

EDITOR'S VOICE
協力して頂いたstyle面川さん、ありがとうございました!!
styleでは、入店前にお客様として無料で見学する事も出来るようなので、未経験の方にとっては安心して入店できるお店ですね!

現在、歌舞伎町には160店舗以上のホストクラブが存在しますが、やはり重要なことは面接や体験入店でしっかりと自分の働ける環境のお店なのかを見極めることみたいです。今回の取材中にも、スタッフ同士でヘアメイクをしたりと非常にアットホームで仲の良い印象でした。キャリアの長い先輩ホストさんが多いので、未経験の方には魅力的なお店だと思います。

実際の面接にも面川社長が直接担当してくれるようなので、気になった方はぜお問い合わせしてみてはいかがですか?