ホスト収入
ホスト収入
ホスト収入とは、見ての通りホストさんがどれだけ収入があるのか気になる人がgoogleで検索してくるキーワードのことです。

『ホスト 収入』という風に、スペースで区切って検索してホスナビにたどり着く方が多い様です。
やはりホスト未経験の方は、いくらぐらい稼げるのか不安なのでしょうし、これからホストで働きたい方以外でも、純粋にホストっていくらぐらい稼いでいるのかふとホストの収入に興味をもったということでしょうか。

今回は、そんなホスト収入について解説していきます。
なお、歌舞伎町と北海道すすきのと福岡中洲では、収入体系や収入水準など基準となる収入に違いが有ると思いますので、これから解説する内容は、あくまで新宿歌舞伎町についてのホスト収入だとお考え下さい。

ホスト収入で検索してきた方が知りたいことは、実際に働いているホストがどれだけ収入を得ているかということだと思います。しかし、ホスト収入について語る前に、一般の方や未経験の方のためにホストという仕事の収入形態について、まず解説します。

まず、ホストと言う仕事は普通のアルバイトやサラリーマンの様に『お店から給料』をもらう仕事ではありません。法的には『自営業者』となり、税法上も「個人事業者」として扱われ、収入の一部を源泉徴収された後、経費を差し引いて確定申告するお仕事です。

そのため、普通の仕事の様に雇用保険や社会保険などもありませんし、所得税や住民税を差し引いてお店が払ってくれるという事もありません。そのため、『給与』や『収入』と呼ばれるのものは実は、フリーの作家さんやフリーのデザイナなどと同様、支払われる報酬から10%だけ源泉徴収されて支払われる『報酬』という形になります。個人事業者だけどプロダクションに所属するよしもとのお笑い芸人を思い浮かべるとホストの収入形態に一番近いかもしれませんね。

ホストの収入はそういう側面がありますので、ほとんど歩合制と言っても過言ではありません。これもよしもとと同じでしょうか。
ただし、よしもとのお笑い芸人よりも恵まれている側面があります。それは、1円も売上をあげることができない売れないホストでも、保証給与が貰えるので収入500円などという事は無いんです。これは、お笑い芸人とは違ってホストには拘束時間が発生するということや、単純に生きていく上で給料0円だと芽が出る前に辞めてしまうという事を考慮して、店舗側が出してあげているということになります。

良く、新人ホストは給料が安く収入が無いと良いますが、売れないバイドマンや売れないお笑い芸人と同様、「個人事業者」なのですから、安くて当然です。むしろ、バンドマンや芸人さんと比較すると時間の拘束が有る分だけ、収入が保証されていて良いのではないかと思います。

さて、いよいよ本題のホスト収入ですが、平均収入を出すのはかなり無意味な事なんです。
例えば、吉本興業のお笑い芸人の平均収入って、下は500円/月から、上は1億/月まで居るわけで、これを平均にしてどんな意味があるのかというと、全く意味の無い数字が出てきてしまいます。
そこで、ホストを収入が少ない順に4つのグループに分けて、どれぐらいの収入をもらっているのか解説して行きます。
まあ、真面目にやれは売れなくてもご飯を食べるぐらいはできます。


図.参考までに歌舞伎町某店舗の在籍ホスト収入分布例


※当然ながら、週3のホストと定休日以外全部出勤するホストでは収入が違って比較出来ないので、以下の説明は定休日以外全部出勤するホストさんのケースで解説します。


1.新人及び売れないホストさん
このグループのホストさんたちが全体の1/3ぐらいを占めます。
入店してまだ1ヶ月や2ヶ月で、自分を指名してくれるお客さんが0という場合や、1年頑張っているが中々売れっ子ホストになれずに指名してくれるお客さんが1人だけだったり、その1人もご縁が無くなってしまったりして、中々売上を上げられないホストさんたちをこのグループに分けました。
このグループの平均収入は、15万円~20万円程度です。
以外と多かったでしょうか?

10年前は、新人ホストの日給保障が3000円から5000円でしたので、新人ホストの手取り収入は10万円以下という状況でしたが、最近のホスト店舗は人手不足のため軒並み保証日給=最低保証される収入が高くなっています。歌舞伎町であれば、ホストが貰える保証日給が低い店で5000円、高い店だと8000円ぐらいです。間を取って6500円としても、25日働けば162,500円、源泉税を引いても15万弱を手にすることができます。もちろん極貧ですが、寮に入ったり実家から通ったり、友達や女の子の家に転がって、将来売れるための闘志を燃やすにはこの程度の収入で十分でしょう。むしろ、吉本興業に比べても収入面では恵まれすぎです。

例えば、未経験で何も知らない人が面接に行って『日給3000円』と言われて、歌舞伎町はほとんどの店が日給3000円で、求人広告に7000円とか書いているのは悪質な嘘をつく店だ、と言われた場合、そのお店こそが嘘の塊です。
実際に保証日給が3000円のお店もありますが、そういうお店は各種バックや売上バックが大きいお店がほとんどなので、実際にはどのお店も似たような収入になります。
例えば、日給保障7000円で売上バックは月間50万以上指名売上を達成するまで出ないお店と、日給保障5000円で指名料全額バック売上10%バックのお店って、実は後者の方がオイシイ給与システムで、収入が多くなる可能性が高いんです。
その逆で、求人広告に新人保証日給13,000円と書いてあるお店も、まぁカラクリが有りまして、こういうのに騙されないように気をつけていただきたい。コレは、元々キャバクラさんでやっている給与表示方法で、入店して2週間だけ新人保証として時給が3000円、それ以降は最低2000円スタートの売上スライドで時給が変わるというシステムを省略してキャバクラさんは『時給3000円』と求人広告に載せます。
この手法をホスト店舗さんも真似して、『新人保証日給13,000円』なんてモノが生まれてしまったという…。
新人期間は店舗によって異なりますが、一番ひどいお店で、3日間というお店もありました。
でも、実際に面接に行っちゃうと不思議と『3日間だけ13000円』でも良いという気分になっちゃうんですよねー、さすが面接官は一流ホストということでしょうか。

まあ、新人期間は15万ぐらい、売れなければずっと15万から20万の極貧生活が待っていると考えておけば、ホストの収入として間違いありません。


2.普通のホスト
新人期間を卒業して、そこそこ指名もとるし、季節によってはナンバー7とかナンバー4とか取っちゃうような、よくいる普通のホストさん達が、全体の半分ぐらい居ます。
そんなホストさんの収入は25万から50万ぐらいでしょうか。
まあ、極貧は脱出してそこそこ自由になるお金があると。しかも、お客様から給与とは別にプレゼントをもらったり、(本当はダメだけど)モテまくって下半身も楽しくなったりして、立派にホストとして成長しているところでしょう。
このころのホスト収入は、お店によって2つに分かれます。
1つは、日給スライド方式といって、売上50万なら日給1万円、の様に売上で日給がスライドする方式。
もう一つは完全歩合と言って、50万以上売り上げたら、日給保証が0円で売上の50%バックなどの方式。どちらがいいかは個人の好みですし、好み以前にお店でシステムが決まっているのでまあ、諦めましょう。どちらも実際に貰える額は似たようなものです。

つまり、新人と売れっ子を除外すると、普通のホストは25万-50万ぐらい稼いでいるということですね。
ある意味、この辺りの収入が平均ホスト収入といえるかもしれません。


3.ナンバークラスの売れっ子
俗にいう売れっ子ホストです。
幹部、主任などと役職が付いているホストさん達ですね。
売上ナンバーでは常に上位を戦い、誕生日月などはナンバー1を取ることもあるでしょう。
このクラスのホストさんの収入は50万~100万ぐらいでしょう。
誕生日月や売上の良かった月には200万-300万という収入もあるでしょう。
ホストとして限られた一部の成功者たちです。全体の15%位でしょうか。
この辺りからは、テレビで見たような景気の良い綺羅びやかな世界になります。
いい車に載ったり、高級アクセサリーを買ったり、ブランド物のスーツで揃えたり。
自らの収入で、贅沢なものを各種揃えることができます。
ここまで成功できれば、将来ホストとして生きていく事も十分に可能です。


4.ナンバー1、代表、オーナークラス
ホスト業界の頂点です。
お店の規模にもよりますが、収入は100万~1000万程度の月収が見込めます。
ちなみに、ナンバー1だから月収が高くなるという制度はほとんどありません。
毎月自分を指名してくれるお客様が使ってくれた売上の小計(TAXを足す前)の50%から80%ぐらいが収入となります。
歌舞伎町でも数えるほどしか居ない1000万円プレイヤーという偉業を達成した方たちは、1ヶ月間に小計で1000万円を売り上げたということで、その月の収入は700万-800万程度になっているはずです。
いやー、稼ぎたい放題でまさしく高・収入です。
また、ナンバー1を続けていると、今度はその店舗の代表になったり、系列新店舗の代表になったりという段階になります。
代表イコールお店の顔ですから、収入の問題だけでなく名実ともにお店の頂点ということですね。
代表の給料は、ホストとして働く場合には普通に売上変動での収入、ホストとして働かない場合には、固定休+個人売上の歩合、お店全体の売上ノルマに応じたスライドなど、お店やグループによって収入形態が異なります。
そしていよいよ独立です。
即率には、雇われ社長から始める形と、いきなり自分でオーナーとなる形があります。
雇われ社長というのは、出資者が別にいる形で一般的には自分の元働いていたお店を譲り受けるような形で新店舗を出すことになります。雇われ社長のメリットは、初期費用がほとんどかからないことと、物件を抑えてあることでしょうか。逆にデメリットは、どれだけお店を繁盛させても、オーナーさんへ配当を出さなければいけないので、全部が自分の収入になるわけではないということでしょう。
そして、いよいよ独立。
全てが自分の責任で、全てが自分のやりたい放題です。
しかし、ホストさんの中には、ホストとしては超一流なのに経営者としては3流の方も沢山居ます。
今までは、女性の接客をきっちりすることだけ考えておけば良かった人が、いきなり従業員のマネジメントや店舗の資金管理、広告プロモーションから、引き抜きや揉め事の処理、違法行為がないか監視、そして自分を含めた売上成長に…。となれば、コレまでとは別のスキルが必要になります。

最近では、オーナーや雇われ社長経験社 が店舗の経営が面倒になって、店を畳み普通の1ホストとして働き出すケースも増えています。
これは、経営者の仕事よりもホストの仕事の方が合っていて、収入面でもhソウトとして働いたほうが高いというケースです。
また、コレとは逆パターンで、店舗のナンバー2-5位ぐらいのホストさんが、いきなり独立して経営者として成功することもありますし、ホストさんではなく、店長さんなどの内勤さんがお店を経営して成功するケースもあります。

オーナーにまでなると、収入は全くわかりません。。。
とんでもない金額を稼いでいる人もいるのでしょう。


以上、ホスト収入について解説でした。