ホスト給料
ホストの給料は、世間一般では恐らく誤解されていると思います。
ホスト=給料高いというイメージを持っている人が多いようで、借金を抱えた人が
「今月中に30万必要なんです、可能ですか?」
という様な相談をホスナビ求人LINEに送ってくることもあります。

はっきり言ってこれからホストを始める方が今月中に30万稼げる可能性は1%どころか0.01%もありません。
例えば30万円を手取りで得るには自分を指名してくれるお客さんが約60万円をお店で使う必要があります。

例えばホストさんが1日10人出勤するお店に、初回で指名の決まっていないお客さんが1日5人遊びに来たとしましょう。
お店としては、初回のお客さんがまた来店してくれることを願っています。
お客さんが楽しかった!と思ってまた来店する、しかも指名で来てくれるとお店は潤うわけですね。

さて、そんな絶好のチャンスに、入店1日目で右も左もわからない新人をお客さんにつけたらどうでしょう?
当然、お客さんは楽しくありません。

つまり、入店初日からしばらくはお店の店長さんなどに「自分はお客さんを楽しませることができるぞ!」アピールをする事が必要なんですね。
店長さんが、ああこいつをお客さんの席につければお客さんは喜んでくれるぞ、と判断したら、入店2日目でも3日目でも初回のお客さんにつけてくれるでしょう。

しかし、多くの場合にはテーブルマナーやお店のルール、仕事の流れなど未熟な新人ホストは覚えることも多く接客は未熟です。
店長さんにアピールする前に、アピールするだけの接客技術やトーク力が必要なわけですね。

それらをクリアしてなんとか初回のお客様の席に付いたとして、半分以上のお客さんは初回目的で2回目の来店はないでしょう。
5人の初回客のうち2人が次につながりそうなお客さんだったとします。
お客さんは当然ながら、そのお店で一番気に入ったホストを指名するわけですから、新人でもナンバー1ホストより気に入られないといけないわけですね。

そうやって初めて、ナンバー1や2や3や先輩などに競り勝って、指名を頂くことになります。

そして、この指名いただいたお客さんが1ヶ月間に60万円使う。

ここまでできて、ようやく給料が30万円ぐらいになるわけです。

しかも、ホストの給料は給料日に支払いされます。今月働いた分の給料は翌月に貰うんですね、とても普通のことです。
なので、ここまでの苦難を全部乗り越えても、今月中に30万はむりなんです。

ホストの給料は世間一般で頑張れば稼げる、借金を抱えていてもホストで一発逆転と思われていますが、ちょっと誤解があるようです。
歌舞伎町の場合、一般的な相場として定休日以外フル出勤する人(レギュラー)は日給7000円+歩合からスタートします。アルバイトの場合にはこの日給から500-1000円程度安くなり、さらにお店の規定時間より早く変える場合にはその時間分の日給が惹かれます。
学生で週3の終電上がりの場合、5000円-5500円ぐらいです。

この日給に色々な歩合が加算されるのですが、要は自分を指名してくれるお客さんが1ヶ月合計いくら使ってくれたか、ということです。

逆に言うと、自分を指名してくれるお客さんがいなければ1年後も7000+歩合で月収手取りで15-16万ぐらいでしょう。